ずっと一人旅が続いていましたが、今回は機内泊を含めて6日間の旅を夫と二人旅してきました。

一人でいると、一緒に旅が出来る人が欲しくなったりします。
確かに何かを見て一緒に感動したり、美味しい物を食べて共感したり。そんなことが出来たり、旅の安全も一人より二人は圧倒的にいいです。

でも、私はわがままなようです。
女子旅でも、2日間は良いんです。それが3日目になるとだんだん疲れてくる。
食べたいものも、予算が違ったり志向が違ったり、だから3日間の旅行だと、イライラし始める前に完結するので、楽しかったね～～。と言いながら楽しい写真を残して、旅の余韻にも浸れる。

今回の夫との二人旅は、元々糖尿病持ちの夫との試行的な旅だったので、あれこれ一緒に移動するつもりもなかったし、私の好きなストリートフードも糖尿病的にはアウトなので、一緒に楽しめるとも思っていなかったので、悪くなかったです。
でも、アスペな彼は、共感の仕方が違う（ということに気づいたのは結婚後20年以上たってですが。）私の感動した朝日の写真を見ても、きれいでしょ？というと、Ah,Yes.という程度。彼から、美しい、とか素晴らしいとかそういった反応が全く期待できないことはわかっていてもいつも嫌になる一瞬です。
彼は決して不機嫌なわけでなくそういう反応しかできないのです。
自分で、そう思うことでやり過ごすことに、私は心理士か？と突っ込みを入れたくなりますが、日本の旅館に泊まっても、同じ。どんなに美しい場所に行っても”うわ～～”と目がキラキラになる光景はこの人と一緒にいたらないことなんだなぁ。と悟ります。

だから6年前の家族日本旅行の後、私は家族旅行をすることをやめて、一人旅にシフトしていったのでした。

やっぱり、彼との還暦ご褒美日本周遊の旅。は無いなぁ。

そう思ったのです。

長男が4月、休暇をとったので、1週間ぐらい良い旅館やホテルを取って付き合ってもらっても、夫は移動型の旅は無理です。

高級ホテルなどは、一人で泊まるにはもったいないし、持て余してしまいます。
一人旅には、宿主さんの個性が光るタイプの宿が好きです。

改めて、旅の仕方を確認した日々でした。