二月に入ったあたりから、気が付いていたんです。
夫の行動が、ちょっと怪しいと。

怪しいって、ストーカーをするとかそういうことじゃないんですが、自意識過剰になっていたり、ついこの間まで、糖尿病の特性か、一日のうち大半を寝ていたりしたのに、妙に行動的になって。

6月の末に、私が日本に帰国する際、ヨーロッパ行安い航空運賃を見つけたので、ヨーロッパ旅行をすると言ったら、僕も行く。と予約しました。
行先はミュンヘンとシシリア島。一応仕事がある私は10日程度の欧州旅行。
彼も納得していたんですが、友達に言われたのか、突然、この旅行、10日じゃ短いから旅程変更してロンドンにも行きたい。と言い出したんです。（私とは別行動で）

残念ながら、この運賃のチケットは変更、払い戻し不可ですから、それは出来ないよと伝えましたが、このとき、あれ、ちょっと変だ。と思ったんです。

まぁ、意見すると、攻撃的になる人なので、ま、ほおっておいたんですが、このところ、一人語りが多すぎて、夕食のテーブルでも、自分の思ったこと、一日あったことをずらずら話します。こちらが反応を示さないことはどういうことなのか全く気にかけない様子で。

朝も、私が6時にいつも起きてコーヒーを飲んでまったりネットサーフィンするんですが、その時にいきなり世界情勢について話し始めたり。

躁鬱の躁状態と言ったら一番わかりやすい。

昨日、言っちゃったんです。躁状態みたいだよ。と。
本人は、否定の嵐。サイコロジストでもないのに何がわかる？　自分は絶好調だから、色々行動できるし、考えられるんだ。健康になったんだ。何が悪い？

そして財産分割のことにもあれこれ言い始めました。

もう済んでいることなのに。
60歳をお互い過ぎて、こんな不毛な言い争いはありません。

それにしても、お互い自分のお金があることは心の安定になります。
もう、一度通った道。なるべく心を疲弊させないように暮らしていきたい。

良いこともありました。
アメリカに行っている長男が、業務縮小をしている会社故、なかなか落ち着かなかったんですが、サンフランシスコの職場に決まりそうです。
サンフランシスコなら、若い人も多いし、大都会。やっと彼もアメリカを満喫できるかも。LAとパームスプリングスでの仕事だったので、ちょっと友人作りも手間取っていた様子。

私も遊びに行ってもいいかもしれない。

久々の愚痴ブログになってしまいました。