今日は私の誕生日。
久しぶりに週末の誕生日。こちらでは誕生日というと年齢に関係なく皆お祝いしてくれます。職場ではケーキを持ってくるコンビを組んで、皆誕生日にはもれなくケーキを分け合って食べます。

特別イベントなど考えてないときとか、誕生日に何するの？とか聞かれるとちょっと面倒くさかったりするので、週末で長男が頑張って朝ごはんを作ってくれて本当にうれしかったです。

去年の誕生日は夫がまだここにいたのですが、朝いちばんに会っても何も言わず、子供たちとタイレストランに行く予定になっていたのを、自分も行っていいかなと、自分で参加を決めて、やっとおめでとうの一言を言った始末。

その前の誕生日は、わざわざその時期に合わせて夫とバリ島に行ったのに、朝食にホテルの人達から誕生ケーキを出していただいてそこで、”あぁ、すっかり忘れてた”って、、、その時、やっぱりこの人とこれから先暮らしてくのはダメかもって思った瞬間でしたね。

天気は晴れで、スッキリさわやか庭仕事日和。子供たちにお願いしたのは、庭の草のエッジトリミング。芝刈り機は私がするので、大した量では無いです。
長男は、月曜日からほかの地域での就職が決まり、引っ越します。
次男は相変わらずのゲーム少年。通信教育のコースを取っているものの、現実的な就職につながるかと言えば何とも言えず、半引きこもりのような生活です。
以前に次男は奇跡の子と、このブログで書いたことがありましたが、ASDと診断されたこともあるので、生きにくさを抱えている子です。高校の時の対応を間違ったのかもしれません。高校卒業後、日本で英語教師でもしようかと、コースを取ったものの、毎日ゲームにほとんどの時間を費やす日々、鬱の診断もおりました。
高校入学後は普通の生活が続いていたため、（ASDの症状で困ることは全くなくなって）普通の就職や、進学を選択するものとして、時には厳しく接したこともありました。
それを今の言葉で言うと毒親としてとらえられたかもしれません。

ゲーム以外のことを何もしようとしない彼に、庭仕事を頼んで、あっという間に終わらせた次男は、不機嫌です。お祝いのケーキでも食べようね！と用意して3人で食べ始めたら不貞腐れた次男。
20歳にもなる大人に言いたくはなかったけれど、今まで、自分の誕生日を祝ってもらうことばかりで、他人の誕生日を祝おうという気持ちにならないの？と言ってしまいました。

つながりを感じてないんだよ。

次男はそう言いました。耳を疑った瞬間でした。

感情的になってしまった私は、文字通り泣き叫んでしまい、次男はそのつもりはなかったと自分に向けた怒りで壁に穴をあけてしまう始末。

いつも誕生日のことを覚えていてくれた母は三年前に亡くなり、父は、近頃記憶がかなりあやふやで、弟の誕生日も私の誕生日も忘れています。

子供たちはその後、予定していた海沿いの町に予約していた宿に向けて出発。
私は気ままに、庭仕事。ハイファイセットの歌声に癒されながら、まぁ、これも人生だなぁ。なんて思いながら、とりあえずは健康で今日を迎えられたことに感謝して過ごそうと思います。

明日は買い物にでもにでも行こうかな。

ハイファイブレンドのアルバム、最高です。