約一年かけて決めあぐねていた夫とのこれからの生活。
ようやく回答が出てきました。

私は猪突猛進型。決めると早い。ぶつかってケガしてもまた前に進める。
そして次に同じ失敗しなければいいと思うタイプです。

夫は決められないタイプ。本当に決断することが苦手で最後の最後までほっておいて、周りが忘れたころにやっと決断するタイプ。

来年には私も60歳になります。どうするんだろうと、イライラした時もありましたが、先週末、久しぶりに27年目の結婚記念日（2週間ほど早いのですが）の乾杯をしました。

結果は一緒に暮らしていこう。
子供たちも大人になり、心配していた次男もやっと大学のコースを取り始め、自分の将来を前より本気で考え始めてくれているようで、長男は地方のクリニックで放射線療法技師として働いて1年、子供たちが自立できるようになったら、自分たちの番。

幸い、仕事をしていたことで、相手に頼らなくても生きていける。そんな気持ちが判断を後押ししてくれたようです。
夫にとっても、財政的に自分が決定できるということが随分自信を取り戻す要因になっているようです。

夫の持病の糖尿病、高血圧、鬱など、そんなことを考えると、一人より二人。
私もこれからの人生をこの地で生きていくのに頼っていけるのは、家族です。子供たちの父親の夫と適当な距離感を持ちながら、これからの10年間をよりよく生きていければと思います。幸い我が家はそれぞれの部屋が随分離れたところにあり、TVも音楽も好きな時に好きなものを聞ける状態にあります。

子供たちも、居間に飾った親子3人のポートレートが親子4人のポートレートに替わる日を望んでいます。

パワハラとかモラハラとか毒親とか、昔は考えもしなかったことが、実は受け取る側から考えるとそういう範疇になることがあるんだなぁ。と思います。
夫とのコミュニケーションがうまくいかなくなってふと、自分を顧みると、やっぱり、自分にも十分問題があったことに気づきます。
　
来年あたり、夫婦で旅行ができるといいのですが、彼はまだ健康面で安心できないので旅行には消極的です。（ホテルはツインベッド指定です！！）
私は旅行全開モードになりそうです。

ちょっと嬉しい投稿です。