ウオーキング、時々トレッドミル

気が付けば60歳!! 旅と写真が好き。8年前に思いついてダイエットとウオーキングで標準体重に。また体重が戻り始めたのでトレッドミルも使って健康維持頑張ります。

Tenuさん、お元気ですか?


昨日、Instagramのお知らせにこの人を知っていますか?というメッセージがあって、普段は勝手に選んだ友達の友達と思い、滅多にフォローする事がないのですが、気が向いてその名前をクリックしてみました。


すると、ミャンマーのヤンゴンのホテルでお世話になった日本びいきのマネージャーさんだったのです。


3年前、1月に日本に帰国した時に、日本からだととても安く旅行できるので、Air Chinaを使ってミャンマー旅行をしました。
そして人生で初めてのロストバゲッジ。羽田を出発するとき遅延があったのです。大丈夫かなぁ。と不安になりつつも北京乗り換えでヤンゴンには深夜到着。
私のバッグは出てきません。空港の職員も、慣れたものなのか、泊り先ホテルなどの情報を渡し、連絡先などを確認し、空港を後にしました。


ヤンゴンで向かったホテルはHotel Bahosi . シングルの部屋がリーズナブルで、市内でも便利な場所にあり、地球の歩き方にも載っていたホテルです。
親切なホテルのスタッフ。広いシングルルーム、朝食付きでホッとしたものです。
近くにはエアコン完備のショッピングセンターや幸いなことに地元の人達が利用する衣料マーケットの様なものが地下に会ったり、本当に便利なところでした。



私の予定では翌日の夜のバスでバガンに行くことになっていたので、(おそらく今日中にバッグは来ないだろうし、私はこの先の旅程をこなさなければいけないから、またヤンゴンに戻ってバッグを引き取り帰国しようと考えていました)ロストバゲッジのことをフロントデスクの人に相談すると、そこで対応してくれたのがTenuさん。
日系の会社で長らく働いていたそうで、日本語も流ちょうな方でした。
すると、早速AirChinaの現地エージェントに電話をかけてすごい勢いで交渉してくれて、今日の夕方にはバッグが来るとの確約を取ってくれ、私がバガンにいくのでホテルに届けるのは難しいから、バスターミナルに届けるようにと計らってくれました。
その為に彼が費やした電話での時間。本当にありがたかったです。
バガンに行くバスの時間を待つ間、Tenuさんの家族でバガンに行った写真を見せてもらったりして、その後は、バスターミナルまではGrabという配車アプリを使って車を手配してくれて。
ヤンゴンのバスターミナルは巨大です。カオスなターミナルに、現地の言葉もわからない私にはTenuさんのドライバーさんへの指示が本当に助かりました。



そして、バガン、インレー湖の観光を経てヤンゴンに戻った私を笑顔で迎えてくれたTenuさん。
ミャンマーが大好きな国になった理由はTenuさんでした。


このコロナで旅行できなくなったけれど、最後の旅行プランはミャンマーだったのです。また、あの優しい人たちが住む国に行きたかった。


その後の、軍事クーデターで、良い話は聞こえてきません。
ホテルはそんな状況の下、経営は難しいのではないかと思いますが、皆さんお元気でいらっしゃると良いのだけれど。


思わずInstagramにメッセージを書き込みました。
もしかしたらつながるのかもしれない。ミャンマーのSNSは遮断されていると聞いていますが。もしかしたらTenuさんがこのメッセージを読んでくれるかもしれない。
どうぞ、お元気でいてください。



AIが選んだFollowing Suggestionですが、人との繋がりを思い、ミャンマーに心を馳せた瞬間でした。


旅が出来るって奇跡なのかもしれない。