ネパール旅行 マルディヒマル トレッキング4日め
雨で、せっかくハイキャンプまで行ったのに、山を拝めず下山。
ガイドのTorjeの計らいで翌朝に希望を持って、ロッジに泊りました。
そこには、スペインからの3人の若い人たちがいて、そのうちの一人は足首ねんざして、これからどうしよう。というところでした。
歩くのもピョンピョン片足で歩いている様子。 仲間の友達は保険があるからヘリコプターで下山しようかとか言ってましたが、保険も、自己負担金が何百ドルかかかりますから、どうしたらいい、こうしたらいい、と宿の主人とTorgeとで相談に乗っていました。
ここからなら、ポニーに乗って下山できるよ。費用も、150ドルぐらい。
と、Torje が提案したら、友達が、それはだめなのよ。
彼女は動物愛護者で、動物に負担をかけて下山なんてことは絶対できない。
そうすると、ポーターに背負ってもらったらどうだろう?2人のポーターで下山して一人100ドルぐらいで2人で200ドル。(動物がだめなら人間ならいいかぁ????)
う~~ん。
と考え込んでいましたが、翌朝には少しびっこを引きながら、歩けるように復活。これなら、もう少し休めば、ゆっくり下山できるかもしれません。
トレッキングといえども、急な坂道を降りるので、滑ったりすると、足をくじくことになりやすく、ヘリコプターの手配や、ポニーの手配はガイドさんの日常の仕事のようです。
実際、私も下り坂、雨の後でとても湿った地面、滑りそうになり、その際Torgeに手を引いてもらって本当に助かりました。
山登りは、上るときは心臓がどきどきしてゆっくりゆっくり行けばどうにかなりますが、降りるときはふくらはぎにすごい力がかかり、それと足の指。それらがとても痛くなります。
この宿ではホットシャワーが使えて、トイレも西洋式トイレがちゃんときれいだったので、助かりました。そして。。。
翌朝。やっとやっと。山の景色。
やった~~。朝5時ごろから夜明け前の写真を撮ってとても幸せ。アンナプルナサウス、マチャプチャレ、 マルディヒマル、皆見えます。
とても幸せな気持ちでこのロッジを後にしました。
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