ウオーキング、時々トレッドミル

気が付けば60歳!! 旅と写真が好き。8年前に思いついてダイエットとウオーキングで標準体重に。また体重が戻り始めたのでトレッドミルも使って健康維持頑張ります。

関西旅行 4 嵐山 そして奈良

雨は上がって、夜にはお月様が煌々と輝いていました。
なので、良く当たる天気予報を信じて寝つきました。


朝には、こんな朝日が。


もう、日の出(6:45)前から渡月橋のあたりを人が歩いているのが見えます。
竹林は8時過ぎにはかなり人が出始めるとのことだったので、朝日の写真を撮りたいとホテルを出発。


素晴らしい朝です。9月の日本、ベトナム旅行とは真逆の天気に恵まれた旅に改めて感謝。


嵐山も、青空バックにすると、本当に映えます。葉っぱのない木は桜ですよね。
嵐山は桜の名所だから仕方ないですが、本当に美しい。
橋での写真撮影を終え、竹林に向かいます。天龍寺を左に見ながら、Google マップの通り歩いていくと出てきました。
始めのパートは、あれ、この程度?と思うのですが、そこから進むと背の高い竹林が。
朝日が竹の間からうっすら見えて、すごく写真にぴったり。


これだから有名になったのね~~。
早朝は本当に人もまばらで、背景に誰もいない写真が撮れます。行ってよかった。



そして、竹林の後はカフェで朝ご飯です。パンとエスプレッソと嵐山庭園 というカフェがちょうど8時開店なので、そこに行ってみようと思いました。


ちょっとお値段は高めですが、古民家を改装して素晴らしい庭園。そしてロケーション。
行ってみたら開店前にすでに行列。私が15人目ぐらいだったかなぁ。
問題なく入店し、おひとり様用の大きなテーブルを他のおひとり様たちと共用です。
カフェラテとフレンチトーストのセットをお願いしました。
QRコードでお店のメニューに入り、オーダーなのですが、慣れていない私はお店の方に操作方法を教わりながらなんとかオーダー。



対面オーダーが好きだなぁ。


フレンチトースト、ふわふわで美味しかったです。


そして、そのカフェを出た後は、この日のメインイベント。祐斎亭のリフレクションの間の写真撮影。


9時に予約をしていたので、10分前ぐらいに到着。待つことも無く、すぐ入場させていただきました。
祐斎亭では3つのリフレクションが楽しめます。
始めのお部屋では、長方形の普通の窓から桂川が見えます。
意外だったのは参拝者が一列になって、テーブルで撮影しながら移動します。だから、誰かがゆっくり撮っていると、みんなの動きが止まってしまいます。
そこで、左へお進みください!!のお声がけが始まります。



2つ目のお部屋が丸窓の部屋。これは、入ると”うわぁ。”と声が出ます。


これも一列で進むので、自分の好きな角度で撮れるのはなかなか良いと思います。


だって2000円払ってるんですからね。(笑)


ちょっとだけ鈍感力が必要かな。日本の人はちょっと周囲に対する気配りに気を取られて、ちょっと自分の楽しみを削ってしまうことがあると思うのです。
滞在時間30分までと謳っているのですから、焦って移動すること、本当はないんです。
気を使ってどんどん動いてしまうと、15分ぐらい出てきてしまうことになって。
私の場合は大陸の方が結構ゆっくりマイペースで動いていたので、お陰で私もゆっくり見ていることができました。
あんまり、長時間占領したりするのはいけないですけどね。



そして、外に出るとそこが正に水鏡の庭。


桂川が見えて反射してそれはそれは美しかったです。
筆で水滴を落とすと、水紋が広がって正に、幻想的。
ここは係りの方がいなくて、大陸の方がかなり占領していたので、う~~ん。と思いましたが、きれいな写真も撮れたし、なんだかんだと、30分程度の滞在でした。
目くじら立てること無いですね。


でも、もし友達が訪れるなら、やっぱり朝早いうちをお勧めします。まず、入場するのに待つ可能性が少ない。係りの人も、”左へお進みください”を何度も繰り返すうちに絶対、苛ついてくると思うんです。だから、早いうちのほうがみんな、ハッピ~。


リフレクションだけを撮影するなら、祐斎亭のほうが、交通の便も良いし、撮影箇所も3つあるのでいいかもしれません。
瑠璃光院も素晴らしかったし、そのためにこの時期の京都に行ったわけですから、私的には全く大満足ですが。


そして祐斎亭の後は近くの展望台から桂川や嵐山を眺め、天龍寺を見学。

天龍寺は桜も素晴らしいとのこと、次回機会があったらまた訪れたいです。


大満足の嵐山。宇治茶パフェで精気を補い、次に目指すは奈良。
ホテルに戻り、荷物を受け取って、阪急電車で烏丸駅で乗り換えて近鉄電車で近鉄奈良まで。


本当にスマホのアプリのお陰で旅が楽になりました。
そして、ICカードの普及。切符を買うために駅でうろうろする時間が無くなったのもすごいことですね。
無事、近鉄奈良駅には2時ちょっと前に到着。
ホテルのチェックインに少しだけ時間があったので、近くのカフェでハンバーグ定食。日本の食事は何を食べても美味しいので嬉しい。


近鉄いろはグランドホテルは駅から歩いてすぐで、ここも新しくて、ベッドも気持ちよくアメニティでバブの様なバスソルトを頂けたので、温泉気分。



春日大社と、奈良公園の鹿をちょっと見たくて、午後はお出かけ。
天気予報通り、曇っていたので写真撮影は翌日だなぁと思いながらも、鹿君たちを見ていると、我がブリスベンのローンパインコアラパークのカンガルー君たちを思い出します。
カンガルー君たちは、観光客のくれる餌を午後になるとお腹いっぱいになってしまい、食べてくれませんが、鹿君たちは、数が多いので、いつもおいしそうに食べてくれます。



中学校の修学旅行で、京都、奈良、行ったんだ。そういえば。と思い出しました。京都は西京極と清水寺で話しかけた外人さんたちのことぐらいしか覚えてませんでしたが。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ。


ホテルに戻り、夕食はならまちで、てんぷらうどん。


美味しいお店でした。そして、隣に座った茨木から来られたおじさまとしばし談笑。
見知らぬ人と、笑いながら話ができる、これが旅の良いところですよね。


お孫さんのオムツ替えはゴルフより楽しいと、豪語されていました。
それでもたまには息抜きの旅が良いと、娘さんが提案してくれたそうです。仏像を眺めるのが好きだそうで、そういえば、私が昔働いていた旅行会社では、年末のカレンダー、JALの美女カレンダーか仏像カレンダーの2択で、先輩から仏像カレンダーは案外人気があるんだよと教えてもらったことを思い出しました。


確かに仏様、みんな、少しづつ違う顔ですよね。私はミャンマーのバガンで見た仏様が印象に残っています。


考えてみると、この日が私のこの旅の最高の日だったように思います。