ウオーキング、時々トレッドミル

気が付けば60歳!! 旅と写真が好き。8年前に思いついてダイエットとウオーキングで標準体重に。また体重が戻り始めたのでトレッドミルも使って健康維持頑張ります。

おバカさん

モヤモヤしていた夫との関係がちょっとはっきりしたようでスッキリした気持ちです。



モヤモヤの原因はお金。
認めたくなかったけど、やっぱりお金は大事。
ことの始めは、離婚騒動で財産分割をした際に、彼は投資用物件の貸家を取り、私は子供たちの戻ってくる家を守りたいとこの住んでいる家を取りました。
評価額はこの今住んでいる家のほうが、貸家よりずっと多くて、年金用口座の金額を足しても、若干私のほうが得をしたような分割になったのです。
だから別れた後も、仕事がなく、鬱で持病のある夫にちょっと罪悪感を感じていたのです。


ところが、この降ってわいたような住宅ブームのお陰で、我が家に戻った夫はその貸家を売却したところ60万ドルもの現金が口座に入ってきました。(税引き後)
私も初めのうちはクールに、まぁ、彼の物件だし、口を挟まず、好きなようにさせたらいいや。と少しだけ、年金用口座にはこれだけ入れられるよ。とかこんなETFがあるよとか、そんなことはアドバイスしたけど、彼は私からアドバイスを受けることが嫌い。
きっと、一度別れる前に、私が資産管理をしていて、それについていけなかったことがとても嫌な思い出になっているのでしょう。と、なるべく干渉しないようにしていました。


でも。年金用口座に入れられるだけ入れても、まだ普通預金口座に20万ドル以上が残っているのです。彼にはホームステイの学生程度の金額を払ってもらっていて、外食の際とか、ドアの交換とか、家の修理も快く払ってくれます。
けれども決定権は自分で持っていたいのです。
一度、私の年金口座にまとまった金額を入れさせてもらえないかと頼んだことがあります。
その金額は将来、この家を売った際に、もちろん返還するから。そして一緒に暮らしているのなら、次に買う家の際に清算するから。と話したのですが、それはできないとのこと。
その理由は、私をまだ信用できていないから。


このHomeに戻ってきて共に暮らしてもまだ、先のこと決められないから。


そうか、信用されていないのか。とかなりガッツンと来ましたが、(彼が超高血圧と超高血糖で入院したことがきっかけで我が家に戻ってもらったんですが)仕方がない、来年7月で一年だからそれまでにどうするのか決めてもらうまでなるべく静かにしていようと思っていたのです。


先日の夕食の際に、彼が持ち出したのが、私と彼がどうしても相容れないことで、それが彼の望みなら、私は同居を解消したいとさえ思うことなのです。
そのことは別れる前の、結婚カウンセリングでも、明らかに話しているし別れている間に、受けた彼からの反省メールにも理解したように書かれていたのに。
自分がファイナンシャル優位を得たので、もしかしたら交渉できるのかと思ったのかもしれません。


なんておバカさんなんでしょう。平穏に暮らせる家。家族が何の心配もなく戻ってこれる家。そこに戻ってこれた心の平安は彼にとってはそれほど大切なことではないようです。


いずれにしても、こちらに戻って1年経つまでにどうするのか決めてほしいと伝えました。
私はこの家を守ることと、収入はパートタイムの収入で暮らしていけるように今まで通りの金銭感覚を持ち続けたいから。You have a lot of money but it's not ours, just yours. I still need to save money to look after mySuper account. もう、割り切って、ここに彼が暮らしている間は、間借り人の家賃ではなく、もし、彼が他に借家を借りたら。という金額をもらうことにしました。これで、割り切れます。
彼にいちいちお願いして何かをしてもらうなんてウンザリです。


私のことを信用できない人のことなんか期待しないで、やっぱり自分の人生は自分でお金を払って生きていかなくちゃ。そしておかしなことに、たとえ、1千万円や2千万円入ったら、何に使いたい?と自分で考えても欲しいものってそれほどないのです。世界中を旅することは私の一番の楽しみですが、それをたくさんお金を使ってしたいか?というとそんなことは無いのです。バックパッカーに毛の生えたぐらいの旅が私の望むスタイルなので、そんなにたくさんのお金はいらないのです。
実際、この3年ぐらいは私のパートタイムの収入で、子供たちと猫二匹、ちゃんと食べさせてきたのです。私自身は適当に格安海外旅行を楽しみながら。


彼の障害のこともわかっているので、とても苦しいですが、少なくとも、ひとりになったとしても金銭的には彼もそう辛い思いをせずに暮らして行けそうです。
私も友達がほとんどいないこの国でどうしよう?と思うこともありますが、健康でいる限りきっとどうにかなるでしょう。


夫は物事の決断ができない人なので、うやむやになる可能性も大きいですが、少なくとも、彼がここにいる間、彼に依存しなくても生きていけるように自分を律していこうと思いました。