ウオーキング、時々トレッドミル

気が付けば60歳!! 旅と写真が好き。8年前に思いついてダイエットとウオーキングで標準体重に。また体重が戻り始めたのでトレッドミルも使って健康維持頑張ります。

もやもや

夫が戻ってきて早、2か月。
割と順調に穏やかに日々が過ぎました。


家に戻ることを勧めた理由は彼の健康上の理由です。血圧と血糖値がとんでもない値になってしまい、5日間も入院することになり、離婚のための財産分割をする際、私のほうが若干有利な形で分けたため、財政上のことを考えても後ろめたさがあったし、私自身、孤独な生活でもあるので、彼に家に来れば?と誘ったわけです。


そして、退院の翌日には我が家に戻ったのでした。


その後、彼の持ち分の家を売却することに決め、元々駅から至近、825㎡の敷地ということで投資用に買った物件でしたので、折からの不動産ブームで予想金額を大幅に超えた金額でオファーが出ました。
20か月前の財産分割時のバリュエーションより8割増しでのオファーです。若干残るローンを払ってもすごい金額が入ってきます。



そうすると、夫も余裕ができます。
私ももう彼に対する後ろめたさなんてものは必要なくなります。
夫だって、私にすがらなくても1ベッドルームのアパートでも買って、ちょっと気に行った女性がいれば、十分にお誘いして老後を一緒に過ごしてもいい生活が送れます。


私と言えば、このファミリーハウス。ここは子供たちがしっかり自分の生活を築くまでは戻ってこられる場所として守らねばいけません。猫も2匹いるし。。。。(次男は半分引きこもり君だし)
当然この家の値段も、彼の家ほどではないですが、上がっているようです。けれど売るわけにはいかないジレンマ。あと5年ぐらい。私が63歳ぐらいでリタイアしたいなと漠然と考えているのでそのころに売ってダウンサイズしたいと。


私の場合、アセットリッチ、キャッシュプアーの典型例。
夫は突如のキャッシュリッチ。そんな夫がホームステイの学生程度の家計負担でこの家に暮らすことがなんだか腑に落ちずモヤモヤしています。(自分の欲深いところも気が付いてうんざり。)


昨日本当に4-5年ぶりに2人でドライブに出たんですが、とても不思議な関係です。
食事の会話もそんなに続かず、お互いの共通の話題がないねぇ何て言いだす始末。
一人ぐらしをしていた時に時々弱気の入ったメールをくれたことがあったのですが、すっかり忘れたようです。
私たちの関係を婚姻関係の継続とまで考えてはいないようです。


やっぱり、1年半、別居してもつながりあえない気持ちが変わることもありません。
以前のように自分を大きく見せようとして大きなことを言うことは無くなり、穏やかなので同居人という位置で暮らしていくならできそうです。
でも1年間ぐらいこの暮らしを続けて、それでやっぱり暮らしている価値がなかったらこれが最後のトライアルになるような気がしています。


彼は感謝を表すことができません。
何かをしてあげても、当然にして起きたものという感覚で受け止めるので、やってあげがいがないのです。あの健康状態で一人暮らしを続けることはかなり怖いことだと思うのですが、こちらに戻ってきて幸せになったとは言いません。
彼の発達障害の一部なのはわかっているのですが、上手くいかなかったとしてももう、私が後悔しなくてもいいような気がします。
経済的に解放されるということは、やっぱりいいものですね。


私達は法的にはまだ夫婦です。離婚届を出していないから。でももう財産分割もして別居も1年以上していたので、いつでも届を出せます。
私は届を出すまでは自分の相続人はあえて変えるつもりもなくほったらかしていますが、夫は区切りをつけるためにでしょうが、さっさと相続人を子供たちに変更しました。
このトライアルがをしばらく続けて相続人を元に戻す気持ちがなかったらやっぱり、もうそれでしっかり見切りをつけたほうがよさそうです。