ウオーキング、時々トレッドミル

気が付けば60歳!! 旅と写真が好き。8年前に思いついてダイエットとウオーキングで標準体重に。また体重が戻り始めたのでトレッドミルも使って健康維持頑張ります。

資格取得コースをしなければいけない件

58歳になって、4年8か月後には部分的にリタイアしていこうと決めたのに、職場では向上心を見せないといけないので資格のコースを受けることになった。



と言っても、正直なところ、至れり尽くせりで文句を言える筋合いではないのだけれど面倒臭い。


私の仕事はTeacher aideという先生のアシスタント。
まだ子供たちが小学校低学年のころに、Special education program という、障害児・障害の疑いがある子供たちの早期介入クラスに通っていたことから先生のアシスタントなら私にでもできそうだとボランティアから始めたのだが、それが今では10年以上学校に関わり、オーストラリアの幼児教育から小学校終了まで、教育課程を経験させてもらえる機会に恵まれた。しかも、この何年かは家族のブレッドウィナー(大黒柱のようなもの)として、支えていられるのもこの仕事のお陰だ。


本当に人の縁や運命とは不思議なもので、子供たちがいわゆる普通発達であったら、絶対こんな仕事に就けることは無かったと思う。
Teacher aideの仕事は子供が学校に行っている時間だけだし、先生のように責任がとても重いわけでもなく、学校の休暇中は当然休みで、その間の給料も出るように給与体系も組まれている。オーストラリアでは、最低賃金の枠に入るらしいが、その働き方の環境のお陰で、母親になってからは理想的な職業と思う。
実際、公務員なので、休暇の数なども本当に恵まれている。


実はボランティアを始めたころ、資格コースを取ろうとしたことがある。
通信コースで、1年ぐらいかけて終了するものなのだが、始めて3か月ぐらいしたころ、パートタイムで雇ってもらえることになり、コースを終了してなくても仕事に就けるなら、もういいや。とコースをあきらめてしまった。
英語のコースで、質問に答えるだけなら問題なかったのだが、小論文というか作文というか、文章を書かなければいけないことがあり、夫に助けてもらわなければならなかったので、それが重荷になったのが理由の一つでもある。


そして、養護学校から始まった私の仕事は、普通小学校の特別支援学級勤務となり、正規パートタイム職員となって10年。ここにきて、賃金を上げるために、このコースの資格が必要になってきたのだ。おそらく組合が頑張ってくれたのだろう。このコースの費用は学校持ち。また1人ではなく該当する職員たちとグループ講習でこの資格が取得できるらしい。


でも!!!そのために必要な書類の一覧。50にわたる提出書類。また同僚によるリファレンスレターの添付。などなど、ほんとーーーに面倒くさい。


そして、晴れて資格を取れば時給が若干上がるらしい。これがはっきりわからないところがミソだけれど。
58歳になり、目もしょぼしょぼしている私には、もう、若干の昇給はどうでもよくて出来ることならなかったことにしたかった。
英語での文章をたっくさん読まなければいけないのも本当にプレッシャーだし、デジタル技能が私の場合、非常に偏っていて、スキャンして、USBキーを使わなければいけないというだけで、ブルーになる。


これは私の問題だが、今、Kドラマの沼にはまり込んでいて、メールで送られてくるコースの詳細などに集中力を発揮して読んでいられる状態ではない。
昨日、浪漫ドクターキムサブ2 を見終わったので、韓ドラをちょっと封印してコースの概略をよく読んでみようと思う。


実は先週このグループでミーティングがあったのだが、私は資料にちゃんと目を通していなかったので、思いっきりポンコツな発言をして、顰蹙を買ってしまっている。
今の職場で、約100人近くいる学校職員の中で明らかに非白人系はほんの4人程度で英語で学校教育を受けてこなかったのは私ともう一人ぐらいだが、ここで日本人の恥をさらさないようにもうひと頑張りしようと思っている。(と言っても、こちらの人は私がどこから来たか知らない人も多い。何年か一緒に働いていたのに、どこの国で生まれたの?と聞かれることも珍しくない。だから私のことを日本人と知らない人も多い。)


コロナの世界の中で、老いること、孤独になること、色々考えることがあるけれど、まだしばらく今の職場にはお世話になりそうだ。
頑張ろう。