ウオーキング、時々トレッドミル

気が付けば60歳!! 旅と写真が好き。8年前に思いついてダイエットとウオーキングで標準体重に。また体重が戻り始めたのでトレッドミルも使って健康維持頑張ります。

日本旅 木曾路23年4月

長男との日本旅、JRパスを使って7日間、日本の桜、温泉、グルメを目指した旅に出かけました。


最初の目的地は木曾路。
妻籠宿を観光して、近くのホテルに泊まって、長男にはビュッフェで思い切り日本の食事を楽しんでもらうというプランでした。


新幹線で名古屋まで行って、そこから在来線で南木曽まで。


あいにくその日は雨。出発から到着までずっと雨でした。
南木曾に時間どうりにつき(本当にネットの時刻検索アプリ、助かります。昔は時刻表を読みこなさないとプランも出来なかったのに。)そこからバスで妻籠に行くはずでしたが、生憎の雨。
そこで、バスをずっと待つのもどうかと思ったので、タクシーで妻籠まで。



妻籠は人生で二度目の訪問です。
前回は高校卒業旅行。友達と二人で選んだのが妻籠、馬籠、奈良井宿。シブい。
町並み保存の先駆として知られる妻籠。何故かとても印象に残っていました。
白川郷もすごいですが、あの中山道の宿場町。あれを保存することの大切さ、難しさ、改めて訪れてみて実感しました。


若かったころは、何かアトラクションや、雑誌に載るようなお土産屋さんや、飲食店が沢山あることが大切でしたが、年を取るにつれ、そういったことは結局そんなに大切なことではないということに気づき始めました。


オーストラリアの観光地として有名なゴールドコーストは地元ではToo Commercializeと言って、それよりは、ゆっくり時間が流れるサンシャインコーストのほうが良いという人が多いです。(とは言え、近頃はNoosaとか、本当にお金持ちの人たちのちょっとPoshな目的地になっていますが。昔はヌーディストビーチとかあったのに)
短期間の休暇であれこれ詰め込まなければという義務感のある日本人の感覚からすると、ゴールドコーストのほうが買い物やレストランの数からして好きでしたが。サンシャインコーストは海だけで私は飽きちゃったんです。 今はもう、サンシャインコーストは時間がかかるので行きませんし、ゴールドコーストも商業主義なサーファーズパラダイスより、静かなビーチを探していきます。


話がそれましたが、妻籠は、40年前に訪れたときの景色のままでした。
もちろん雨のせいもありますが、驚いたことに、観光客は、95%外国人。
日本人は、まぁ、ゴールデンウィーク前の雨の日にわざわざ街歩きする必要もありませんが、観光バスではなく、個人旅行の外国人ばかりでした。(私たちも海外在住なので、実質的に外国人)ロンリープラネットという欧米で人気のある旅情報本で評価高くお勧めされているので、特に外国人が多いらしいです。良いところなので、皆さん、ぜひ!!


五平餅を食べたり、お店でお茶を出していただいたり、働いている方たちは皆ご高齢でした。このコロナ禍の中、本当に大変だったろうと思います。
この景色から、外国人が消えたら、殆ど観光客なんていないんですから。
でも、少し息を吹き返している光景。頑張ってほしいと心から思いました。
妻籠宿でびっくりしたこと。公衆トイレがきれいなんです!!
観光客用に無料設置してくれていますが、木を使ったとても気持ちの良い作り。
お土産も買わない私ですが、この街に何かお返ししたくて、財布にあった小銭をできるだけ入れてきました。
小銭を使うのが下手な長男にもいっぱい入れるように話して。


そして、観光の後は、バスで南木曽駅まで。そこからホテルのシャトルバスで、旅館まで。


一泊2食付きでビュッフェ。温泉が売りで、外国から来た私たちにはぴったりでした。
おしゃれ浴衣も選べるし。


昔は、旅館に入ると、仲居さんが部屋まで案内してくれて、お茶を頂くというのがお決まりでしたが、ホテルチェーンになった今、そういう部分はコストカット。
布団ももうすでに敷いてあり、ベッドで暮らす生活からすると当然ではありますが、昭和の時代に旅行代理店で働いていた身としては、時代の流れを感じます。



長男はとても楽しんでいました。
もちろん私も。
ビュッフェで美味しかったけど、誰かがトレイやお皿を片付け始めたら、みんな、するんです。いや、ここはマクドナルド?ドトール?
ビュッフェだけど、おかたずけぐらいは職員さんにしていただいてもいいんではないでしょうか?
一応旅館だし。(笑)
温泉もきれいで露天風呂も広くて、楽しめました。



初日は、雨にたたられた私たちの旅でしたが、2日目は快晴!
早速ホテル回りの写真を撮ったり、はしゃいでいました。JRに合わせてお願いしたシャトルバスに乗って南木曽駅まで。
今日は、天気もいいし気分サイコー。と思ってました。中津川駅で日陰では結構寒いと気が付くまでは。


寒いから、ジャケット着なきゃ。と思ったら、何処にジャケット???
バックパックに入れたのは昨日。チェックインして、ワードローブに入れちゃったじゃない。あ~~~~~。
この1週間の旅行でずっと着ようと思っていた防寒着はあのジャケットだけ。
大好きなユニクロの+Jの(どうでもいいことですが)です。
もう後戻りはできません。長男は自分のジャケットはちゃんと着てます。このおっちょこちょいの母のジャケット、気にかけてくれても良かったんじゃないの?と図々しい逆恨みの気持ちをグーっとおさえて、旅館に、電車の中から連絡(持っててよかった楽天モーバイル)。実家あてに着払いで送っていただくようにお願いしてOK。
恥ずかしいのは弟家族に、宅配便の着払いの立て替え払いをお願いしなくちゃいけないこと。


旅行1日目。早速大失敗。
大丈夫か?私。とため息をついた朝でした。