ウオーキング、時々トレッドミル

気が付けば60歳!! 旅と写真が好き。8年前に思いついてダイエットとウオーキングで標準体重に。また体重が戻り始めたのでトレッドミルも使って健康維持頑張ります。

コロナ禍終盤 あれからもう一年

4月の日本帰国ももう2週間後に迫ってきました。
今回の旅行は、私も還暦を迎えることだしと、長男と、日本国内旅行をするぞ!!と前から決めていました。



私は3週間、長男は2週間の予定で日本滞在です。
途中、桜が有名なところをいくつか含んでいるのでそれがとても楽しみです。
高校の卒業旅行に行った木曽路も、40年ぶりに訪れます。
長男も喜んでくれるといいなぁ。



日本では、やっとマスクが個人の判断ということになり、基本的にはマスクを外していてもいいんですよね。
良かった~。とホッとしています。
花粉が飛んでいると、やっぱりマスクはしていた方が良いと思いますが、もう、マスクをしてくださいと圧力が無くなると思うと、本当に気が楽になります。


去年の今頃、2年3ヵ月ぶりの日本帰国に備えて、PCRテストに120ドルも払って、陽性で出発を10日も遅らせたり、羽田空港のPCRテストを受ける前のドキドキも、今考えると、噓のようです。


あの時は、シドニー空港の乗り継ぎ用にホテルの予約もしていたので、そのホテル代も無駄になったり、旅程を変更するのに、友人との約束がしてあったので、さらに130ドルぐらい航空運賃がかかったり。
でも、やっとボーダーが開いたことのうれしさで、そして、2年以上旅行してなかったので、何だかお金もあったので、(実際、航空運賃は今よりずっと安かったです。)やっとの思いで飛んで行ったのでした。


関東の桜には間に合わなかったけど、函館の桜はばっちりでした。
久々に会えた父とも、弟に頼んで、あしかがフラワーパークの藤棚を見に行けたことはとてもいい思い出です。



あれから一年。


父の認知症傾向が進んで、年末には義妹からのSOS.
一時、電話を取ることもトイレの使い方も忘れてしまった父は、幸い水分補給のお陰で機能を取り戻し、一応普段の生活はどうにか送れています。
けれども、認知症は、穏やかに進んでおり、2‐3日ごとにする電話での会話は話がかみ合わなくなることもシバシバ。


本人は、記憶が無くなることの恐怖からか、自分はまだ大丈夫だと繰り返します。
そして、外貨建て生命保険がこれだけあるから、それを私たちに分けて、孫たちにもすこしづつあげたいと。
父には、これから先、動けなくなった時の施設の入居費用に現金で貯金したほうが良いよ。と話しても、自分には年金とアパートの収入があるから大丈夫だと言います。
父は、きっと自分がお金をあげられるうちは、面倒見てくれるだろうと考えているのでは?と思います。残念ながら。


アパートは相続税対策のはずで、これから先のメンテナンス費用などを考えると、そんなに気楽ではいられないのですが、もうそんなことを理論的に考えられる状態ではありません。


年末の帰国で、弟のことも、改めて考え直す機会にもなりました。


ほんの1年で、いろんなことが変わって、あの嘘の様な日々が、すべて歴史になっていく。
こちらでは、マスクをする人を時々見かけますが、もう薬局でも必要なくなって。
それでも、ショッピングセンターで、駐車した後、マスクをしなくてもいいんだと、毎回頭で再確認。一度ついた習慣というのは、恐ろしいものですね。


桜前線、ちょっと速度を落として、私たちが日本にたどり着くまでちょっと待っていて下さいね!!