ウオーキング、時々トレッドミル

気が付けば60歳!! 旅と写真が好き。8年前に思いついてダイエットとウオーキングで標準体重に。また体重が戻り始めたのでトレッドミルも使って健康維持頑張ります。

父と介護施設の会話

早いもので、日本に戻って約2週間。
父の認知症症状は、驚きのV字回復を見せ、4月、7月に戻ってきたときと変わらないような状態です。


まぁ、これも例の水分不足解消による変化なのかと思いますが、この与えられた時間、将来的に施設にお世話になるときを自分で決められる判断力があるうちにと思っています。
中々こういうことは話しにくいことですが、今日、偶然その機会がやって来ました。


弟と父と一緒に食事に出かけたのです。
弟夫婦も当然、父の改善には喜んでいるのですが、いつまたもとに戻ってしまうかもしれないという危惧があります。
この一カ月の観察で、一つ気が付いたことがあります。
弟は介護ができない。
俺様体質なのです。なんでもやってやってる感があって、こういう人にあれこれ頼むのは本当に嫌だわぁ。って感じなんです
義妹も、彼が介護に向いていないことには気が付いていました。


そして今日の食事中、私が滞在していないと、湯船にお湯をためていない父に、お風呂、お湯もったいながらないで、もっと入ったら?と言ったところ、弟はお冠。
風呂に入れって簡単に言うけど、その間の見守りをするのは俺なんだぞ。簡単に言ってほしくないって。
いや、見守りいらないけど。自分ではいってるけど。というと、先月どんなに大変だったかと、ブツブツはじまります。


私のようにまた帰っていく人に都合の良いことばかり言わないでほしいそうです。


要は弟は自分に負担がかかることが嫌なんです。
親の介護をするということの覚悟なんて全くなくて、お嫁さんから言われるからお風呂の手伝いをする。戸締りのチェックをする。そんな大変な事が待ってるんだから。と。


父に、話すことができました。
弟は自宅介護ができる人間ではないと。
心のこまやかな動きなど、理解できないのです。
だから、お父さんがどう思うじゃなくて、俺の仕事が増える。っていうことが嫌なんです。
だから、将来的に、まだ自分の判断で行動が移せるうちに、施設に入る心づもりを始めてほしいのです。と伝えることができました。


そこは、残念ながら介護認定一。話が何度も行ったり来たりしたり、遺産相続の話に飛んだり、で、どうしたいの?という部分もたくさん出てきましたが、私の思いは少なくとも伝えられました。


いざ、色々な介護をしてもらう状態になったときに現実的に弟を頼ることはできないだろうということ。弟の顔色を見ながら、頭を下げてお風呂の介護をしてもらうのか、自分で介護施設の入居を決めるのか。


先月、父と電話で話した時は、あまりにも急すぎて、父を説得している自分に嫌悪し、胸が痛かったのですが、今回はかなり冷静に話ができてほっとしています。
弟に対しても色々思うところはありますが、介護がもっと必要になった時点で、父も納得した形で施設に行ってもらうにはいい機会だったと思います。


先週、義妹とともに、介護認定専門のケアマネさんとも会い、色々な施設があるので、おすすめしていただけそうだし、前回の様な急激な変化がない限りは少しづつ前に進むことも可能かと思います。


大好きな父ですが、お金のことになると意味不明なこともたくさん。


今日から新しいデイサービスに行き始め楽しかった模様。少しでも長い間こんな時期を過ごしてほしいです。
遺産ももちろんほしくないと言ったらうそになりますが、あまり期待できなさそうです。
スッキリして私も関わっていきたいです


弟に私が離婚を前提とした別居のことを話していなくて大正解でした。
今は元に戻っているので何も気にすることはありませんが、離婚したなんて言ったらどんなネガティブな事を言われたかもしれません。


突然やってきた介護問題。
色々な事を考えさせてくれます。