ウオーキング、時々トレッドミル

気が付けば60歳!! 旅と写真が好き。8年前に思いついてダイエットとウオーキングで標準体重に。また体重が戻り始めたのでトレッドミルも使って健康維持頑張ります。

昭和っていい時代だったのかなぁ。

職場の小学校で、今学期は3年生の子供たちに日本を紹介する仕事をしています。
今週は日本の技術と発明について。


Google 先生に手伝ってもらって調べると、日本の技術って20世紀に本当に胸を張れるようなものが沢山。最近のロボットテクノロジーや、QRコードもあるから21世紀に入っても頑張ってます。


カラオケや新幹線。即席ラーメンにウエイターロボット、そして私の一押しウォシュレットトイレ。GPSやウォークマンも。
色々それぞれの開発の背景を読んだりしてると、本当に日本の技術者さんたちはすごかったなぁ。と。
当然、今も素晴らしい技術者さんたちはいるんでしょうが、あの昭和の頃の、何もない廃墟から元気になってどんどん伸びて、Japan as Number one!なんてアメリカの人に言ってもらえるまで伸びていった日本の輝かしい日々。当然支払われる給料も右肩上がり。近年言われているような日本の頭脳流出は、やはり等価賃金があまりにも低い日本の現状からは仕方ないことなのかもしれません。


思い出せば、あのアナログテクノロジーの中で、満員電車に揺られながら、職場の罵詈雑言にも耐えながらよく通ったものです。セクハラ発言なんてしょっちゅうだし、今となっては呆れかえることもたくさんあったけど、楽しかった。寅さんの、”それを言っちゃおしまいだよ!!”みたいなことが沢山あって。


そしてあの頃って、とがってても大丈夫だった。労働組合は賃上げを当然の権利として主張し、ストライキも決行できましたよね。
この30年。社会が全体的に口をつぐむようになって、本音を語らない賢い人たちが増えた気がします。


日本に帰ったときに感じる閉塞感。
私自体が、もう日本を離れて30年になるわけですから、もう私自体が、日本の過去の生き物になっているとは思いますが、外国で、若い子供たちに日本の発明を紹介していると、こんなに日本ってすごい国なんだ。子供たちの目がキラキラして、”日本に行きたい~~“って言ってもらえるのを見ているととても誇らしくなります。


果たして30年後、日本の技術や発明を語るとき、どんな話題になるのかなぁ。と少しブルーになっている私がいます。


やっとコロナの令和の鎖国が収束に向かいそうですが、
相変わらずの、日本人だけを対象にした移動の緩和。非日本人は、査証取得や、グループツアーだけでの行動管理の様な、水際対策が続きます。
こんなニュースを読むたびに、どこに日本は向かっているのだろうと思います。


先日の北海道旅行でお世話になったペンションの方たちのようにインバウンドの外国人観光客を接待してこられた業種の方たちにとっては、あまりにも長いコロナ鎖国です。
そんなことを考える今週末です。