ウオーキング、時々トレッドミル

気が付けば60歳!! 旅と写真が好き。8年前に思いついてダイエットとウオーキングで標準体重に。また体重が戻り始めたのでトレッドミルも使って健康維持頑張ります。

花の旅 美瑛 富良野 その2

のろっこ号に乗って中富良野のラベンダー畑駅到着。
シーズン盛りの平日は人の数もまばらで、電車内でも好きに移動し放題でした。やっぱり日本の観光は平日に限りますね。


下車すると右側にファーム富田があります。


その前にメロン園とみたもあります。
でもこの二軒、同じトミタさんですが関係は全く無いようです。
それにしても、ファーム富田。入場料無料なんです。何故???
レベルはすごいです。


この7月8月に合わせて開花するようにうまーく調整して作られた花畑。これは世界中から観光で訪れる人が絶えなくなるのもわかります。本当に無料では申し訳ないレベル。
美瑛で訪れた四季彩の丘が500円で、それでも安いと思いますが、ファーム富田さんなら1000円でも良いのではないでしょうか?
園内の環境も本当にきれいに守られ、花の管理、ラベンダーをあれだけきれいにザーッと並べられる状態にするには随分根気がいると思います。
トイレや駐車場の管理もあるでしょうに。と余計な事を考えながら進むと、もうそこは天国のようにラベンダーの花畑。


トラディショナルラベンダー畑とか、七色の花畑やら、とても広大な土地に花畑が散在。
車では無かったのでいけませんでしたが、ラベンダーイーストという広大なラベンダー畑も少し離れたところにあります。


混雑もなく、好きなだけ花の写真を撮って本当に幸せな時間でした。


大体2時間滞在の後、予約してあった近くの(地図のうえでは)ペンションまで歩いていくことにしました。
地図で見ていた時は7分ぐらいで行けそうなのに、Googlemapさんに確認すると、約20分の歩行距離。あなたに付いて行きます。とGoogle の案内通り進むと上り坂ばかり。約5㎏の荷物をバックパックで背負ってヒーヒー言いながら、やっと見晴らしの良いそのペンションに到着しました。


ここには2匹の若い🐐ヤギ君たちがいるんです。まっしろで。きっとその姿を見たら癒される~。と念仏のように思いながらたどり着いたら、その姿。


アルプスの少女の舞台のようでした。ペンションの手前にはラベンダー畑が広がり、(ここもファーム富田さんのものだそうで、ここは商業用の畑なのでもう、刈り取りがはじまってました)ヤギ君たちに癒されたいとペンションのドアを叩きました。


恐らく年代的に私と近いご夫妻が経営されているペンション。こちらはスキー宿としても人気があるようで、あえて、TripAdvisorとかには出していないんですとのこと。ぼちぼちが良いんです。と欲のないお話。私もなんだかわかります。あんまり忙しいのもなんだか疲れます。
ということでゆっくりさせていただくことにしました。


この宿は希望で夕食もつけていただけます。
おつまみに最適な盛り合わせのお皿。


そしてメインのチキンのお料理。
ワインを飲みたくなるようなお料理だったので、地ワインをお願いしたかったのですが、ボトルでしか販売していないとのこと。
一人旅の運の悪さ。あーあ。と思っていたら、隣で食事していた若い家族連れの方が、富良野産のワインをボトルで頼んであったので、1杯どうぞ。と声をかけてくださいました。
いやぁ。うれしいのですがなんだかそれに甘えるのも。。。と一応自分でワイン1杯はグラスワインをオーダー(富良野産ではないワインです)。そうこうして美味しかったので、もう一杯お願いしようかなと思っていたら、その若夫婦。新しいグラスをオーダーされて、私に一杯、持ってきてくれるじゃないですか。



とてもうれしかったです。
若い時に旅をしていたころは、そんなことが割と簡単にできたのに、年齢が上がって何となく構えてしまって。
小さいお子さん一緒の旅行で色々大変だけど、試してみたいとのこと。あれこれと自分も会話に加わらせていただいて。
あぁ、すっかり私もおばさんになっちゃってるなぁ。と思いながら、でも、旅ってこういうことだと再認識。そういえば、これに似た感じ、イスタンブールのレストランでたまたま隣り合わせた日本人・中国人若いカップルとの会話をしたときと同じでした。
その時の二人とは、翌朝、イスタンブールを離れるトラムに乗ったときに、トラム待ちをしていた彼らに手を振り合ったことがありました。


翌日は窓から見える景色とヤギたち。そして隣に見えるラベンダー。
十勝岳は全景を現わしてはくれなかったけれど、雄大な景色。秋以降には雲海が広がるそうです。朝食は和食で焼鮭と茄子のお味噌汁。厚焼き玉子と定番の朝ごはん。


また来られたらいいなぁ。
そんな思いを描きながら歩いて中富良野駅まで。
そこに向かう途中もラベンダー畑を越えながら。



ありがとう。富良野。とてもきれいでした。素晴らしい匂い。(マスクが残念でしたが)
また一つ、私のBucket list、また一つチェックです。