ウオーキング、時々トレッドミル

気が付けば60歳!! 旅と写真が好き。8年前に思いついてダイエットとウオーキングで標準体重に。また体重が戻り始めたのでトレッドミルも使って健康維持頑張ります。

200万円で豊かに暮らす。に思う。

このところ、色々なサイトで見かける200万円生活費。
う~ん。気の持ちようで、幸せに暮らせるし、大変でもあると思うけど、確か有名なショコラさんとかも、基本は住宅が持ち家(マンション)だから。。ということかも。持ち家か賃貸かで随分状況は違うと思います。



私も、夫が仕事がなくなったとき、私の収入プラス長男の政府支給のYouth allowanceというお金を半分ぐらい入れてもらい、恐らく日本円200万円ぐらいで暮らした時期が2-3年ぐらいありました。(家族3‐4人で)
幸い自宅はローンも残っておらず、職場は外食する環境にもないので、毎日お弁当。カフェに行く必要もないので、コーヒーの注文の仕方を覚えていないほどでした。(こちらは、コーヒーを頼むとき、Flat white Long black ,short black,Piccolo,Latte,Cappuchino の中から選ぶんです)今は何も考えず、Flat whiteでサイズを伝えるようにしてますが、あの頃はどれだっけ~~?と考えるほどでしたが。(ちなみにFlat Whiteはエスプレッソにミルクを足したもので、カプチーノのようにミルクを泡立てはしません。。多分)


それでも、特につらいと思わず、2人の息子たちと、2匹の猫と暮らせたのは幸いでした。
家の修理にはお金が回らなかったけど。
実際、私一人で海外にも頻繁に行っていました。日本行きは正直なところ、父が会いいに行けないから航空券ぐらいはと、援助してくれてましたが、アジアをメインに旅して、一回の旅行にかかる費用は恐らく1000ドルぐらいだったと思います。(国内旅行は高くつくので考えもしませんでした)(航空券、ホテル、観光費用込み)私の貯金の中から捻出したり、でも、月々の収入からも十分まかなえていました。
幸いだったことは太陽光パネルを設置して、太陽光給湯機もあったので、光熱費が無料、何なら、年末に800ドル近くの太陽光発電の買い取り余剰金があったので、それを家族でクリスマスプレゼントとして分配したり。
外食は本当に滅多にしなくなっていましたけど。(テイクアウェイも)


まぁ、確かに、スーパーでのお買い物も、ホームブランドのものが思いっきり増えたし、肉類はスーパーではなく、アジア系の肉屋さん利用になったり、(値段が2/3ぐらいで買えます)20年前に引っ越してきたころ、ITを仕事にしていた夫の収入で、すべてカード払いで$4000ぐらいで暮らしていたころからは、半分の金額で暮らしていたのですからびっくりです。


でも結局のところ、何にお金を使っているかというと、外食の回数が本当に大きかったです。冷静に考えれば、どんなお店でも払わなければならない、一人一食分の15ー20ドルぐらいのお金を夕食メインに回せば、4人が結構幸せになるお料理が作れます。
ラムのすね肉煮込み。サーモンムニエル。Tボーンステーキ、焼き肉用和牛切り落としですき焼きや、てっぱん焼きも。
あ、20年前は子供たちの発達障害がわかっててんやわんや。アメリカのサプリメント会社からビタミン類やフィッシュオイルや、本当に沢山買い込んでいたし、スピーチセラピー、ABA(ASD の子供のためのセラピー)など、すごい勢いでお金を使っていました。将来大学に行く費用だと思って。とか言い訳してたけど、実際のところ、オーストラリアでは、大学の費用は親が払う人はなかなかいません。(HECSという本当に優遇された奨学金制度があります)なので、助かりました。


ということで、私が思うのは、住宅さえあれば、(アパートでも一軒家でも)一人当たりの生活費と考えたら、200万円はOKだと思います。(二人世帯だと、外食が二週間に一回で、海外旅行は2年に一回で旅行先はアジアで3つ星ホテルでしょうか。航空会社はLCC。でもこれでも本当にいい旅できます。)
旅行もできるし。健康であれば、医療費もかからないし。
今は幸い、長男が自立して、夫も戻ってきて、生活費として一定金額を入れてくれてますし、次男は政府支給のallowanceを受給しているので、彼にはお金を使いません。一度締めた生活費は20年前のように拡大することもなく暮らしているのでカフェに行くことも滅多にありません。(夫はよく行ってますが)
案外それで心は平静です。


色々ありますが、出来ることなら、自分の住まいさえ確保しておけば、人生どうにかなるような気がします。